自由が丘、溝の口、横浜日本大通り、青葉台、町田の駅近にある
メンズのための理容室・ヘアサロンならKEENへ

【青葉台店代表】青木 一平

神奈川県横須賀市にある長坂に生まれました。
生まれた場所は海と山など、多くの自然があるところです。
僕には姉がいて、2番目に生まれたのが僕でした。幼い頃を思い出すと、姉と親の顔色をよく見ていたと思います。
そのため物心がついた時は、今は嬉しい気分の顔をしているから、ワガママ言って大丈夫だ。今は不機嫌な顔をしているからお利口さんでいよう！など幼少期にしては要領良く過ごしていたと思います。今になってみると理容師は人と接する仕事なので、人の表情から心を読み取るって意味では良かったと思います。
その後、小学生になると僕はサッカーを始めました。同時にピアノも習っていましたが、僕はサッカーばかり興味を持っていたと思います。しかしサッカーを通して初めて髪型を意識した事も覚えています。
僕の家族は理容一家で、代々受け継がれており、住んでいる家にヘアーサロンがあるので髪型を意識するきっかけは沢山あるのですが、全く興味を持たないで、それどころか髪を切られる事に抵抗があった事を覚えています。
そんな僕がなぜサッカーを通じて髪に興味を持ったかといえば、イングランド代表ベッカム選手でした。ベッカム選手のソフトモヒカンスタイルは、テレビのニュースでも取り上げられて、友達の間でもすごく話題になっていました。そんな事もあり、普段あまり自分から髪を切ってほしいと言わない僕が、この髪型にしてほしいと要望して自分からお願いしました。それもすごく細かい所まで注文をして、雑誌を見ながら、「ここはもう少し切って！」「ここがベッカムと違う」など無茶な事を要求していたと思います。
学校でも人前に立つのが好きで、人から注目される事が好きでした。だから、この髪型でしっかり決めて学校に行くワクワクする気持ちを今でも覚えています。その事もあり、今でもキッズカットで担当させて頂く時に、このワクワクを子供達に伝えられないか？と考えてしまいます。ちなみにピアノはあまり興味が無かったのですが、小学生1年から6年生まで習い、ピアノの発表会で演奏させて頂いて、中学生に上がる時に辞めました。我ながらよく続いたと思います。姉はピアノのセンスがあり上手かったので、ピアノを弾いている時間より、姉がピアノを弾いてるのを聴いてお昼寝していた時間の方が長かったと思います。笑い話になってしまいましたが、意外な所でその経験が生きました。
青葉台店のＢＧＭですが金曜日のジャズタイムを除いて、クラシック音楽にしています。意外にも音楽についてゲストから好評を頂きました。高校生になってもサッカーに青春を費やしていました。しかしサッカーでプロになる才能があった訳ではないので、サッカーを諦めて、自分のやりたい事を定め、進路を決める時期になりました。今までサッカーだけの僕が自分のやりたい事を見つけるのがとても大変でしたが、「自分の好きだった事は何だろう？」と自分の経験を振り返って考えてみました。サッカー、ＴＶゲーム、美味しいご飯、など楽しい思い出を思いだしました。同時に贅沢ではありませんが、不自由なく育てて貰った親に感謝し、親の仕事に関心を持つようになりました。
ちょうど親が通っていた理容専門学校の見学ができたので、見学に行きました。そこではウィッグでカットしている専門学校の生徒さんが、すごくカッコ良くみえました。そこで僕は理容の仕事がカッコいい事と、自分を育てて貰った理容に対しての感謝の気持ちが重なってこの仕事の道を進む事になりました。
専門学校の時も毎日楽しみに授業を受けていた事を覚えています。ただ、専門学校はウィッグを使ってカット練習をする事が多く、あまり人間でカットはできません。
授業で老人ホームに出張して、カットをさせて頂く授業があり、すごく楽しみにしていました。最初はカットをする事が楽しみでしたが、いざ老人ホームに行ってみると違いました。カットももちろん楽しいですが、そこにいるおじいちゃんやおばあちゃんとの会話もすごく楽しかったです。
そこで改めて、僕は人と話す事は好きなんだな！と気づきました。早く沢山の方をカットして、沢山の方と会話したいと思いました。楽しい専門学生時代も進んで行くと就職活動があります。多くのサロンがあって、それぞれ特徴がありました。どのサロンが自分に合うのか分からなかったので、担任の先生に相談しました。
そして先生から紹介されたサロンがＫＥＥＮでした。僕も何かこのサロンに縁があると感じるものがありました。さっそくＫＥＥＮのサロン見学に行く事を決めて、僕の運命を変える倉田に出会いました。感謝を大切にして、理容の未来を考える姿に惚れて、この先生の弟子になりたいと強く思いました。
サロン見学を終えて、周りの友達がいろいろとサロン見学に行く中、僕は迷わずこのサロンに行くと決めて、他のサロンを見に行きませんでした。そして倉田がアジア大会の選手として出場する時に、モデルとして参加させて頂き、師匠の高い技術レベルとこの仕事の熱意を身を持って感じました。そんな幸運な経験をさせて頂き、僕は師匠、同期、ＫＥＥＮスタッフ、同業者の方、親、友達、地域、ゲストなどに対して感謝の気持ちを大きく持つようになりました。
そして師匠である倉田が僕にチャンスをくれました。青葉台でＦＣとして、お店を出させて頂きました。僕は師匠である倉田先生を始め、周りの皆様にたくさん支えられて今があります。その感謝を、サロンを通じて恩返ししていきたいと思います。
親からは自慢の息子になれるように、師匠からは、大切な教えをこれからも学び伝えていけるように、ゲストからは幸せな時間を過ごせるお店になるように、地域からは愛されるお店になるように。
僕自身もより理容師として、人間として努力をして、常に成長していきます。そしてこのＫＥＥＮ青葉台店を、ＫＥＥＮ全体を、より良い組織、愛される会社として、少しでも貢献出来るように動いていきます。
感謝を大切にして、全力で理容人生を突き進んでいきます。専門学生時代のたくさん人をカットして、たくさんの人と出会い。たくさんの人と話したい。この気持ちは今も変わりません。こんな青木一平ですがよろしくお願いします。

細谷 華挑（マネージャー）

茨城県のつくば市に生まれました。
つくば市と言えば、研究学園都市やJAXA宇宙センターなどがある、茨城県の中でも、都市化が進んでいるようなところです。
都市化は進んでいるとはいえ、田舎なのに変わりはありませんけどね（笑）
そんな田舎で生まれたのが、わたくし、細谷華挑(ホソヤハイド)です！
名前だけ聞くとキラキラネームだと思われがちですが、一応読めるので、キラキラネームではないです（笑）

僕はどんな人柄なのかというと、幼い頃は人見知りが激しい内気な少年で、朝から晩までずーっとテレビゲームをしているような子供でした、そのおかげと言うのが正しいのかわかりませんが、ゲームはわりかし得意な方です（笑）
小学高中学年から高校1年生まで、地元のお囃子会に入り、和太鼓をひたすら叩いていました、お囃子会にいる中でも人一倍和太鼓が好きで、練習日が近づくとだんだんテンションが上がっていたようです（笑）
中学生になると、剣道部に入り、3年生のときには部長になり、弱小校ではあったものの、学校の中では1番努力していた自信があります。結果は全く出せなかったんですけどね（笑）
高校に上がると、部活に入ろうかバイトをしようか迷いましたが、結局部活をやることにしました。
当時の僕は思春期だったこともあり、悪い意味で調子に乗りまくって、ボクシング部の見学に数回行き、朝練がしんどかったのと顧問の先生がいかつく、怖かったのもあり、結局ボクシングは諦め弓道部に入部しました（笑）
やはり武道の方が僕に合っていたようで、部長をつとめた他、昇段審査で飛び級したり、大会で数回ほど入賞したりと、成績を残すことができました。
そして部活を引退してから、いよいよ進路はどうするのか、という人生の岐路に差し掛かります。
大学には行きたくないけど、変なところに就職もしたくない、当時はそれで悩んでいました。
実家は理容室を経営していたのですが、とくに跡取りになれという感じでもなかったので、とても悩みました。
ただ、身近にある職業で、1番研究できるのは理容室だなと思い、しばらく実家ので働く父親を見ていました。
しばらく見ている内に、お客さんと自分のお父さんどちらも最後には互いに感謝しあっている事に気付きました。
そんな互いに感謝し合うような職業の理容師に魅力を感じ、理容師になる事を決意します。
専門学校に入ってからは、コンテスト等にも出て、学生大会の全国大会まで出場することができたり、とりあえず一生懸命に学校生活を送っていました。

そしてKEENに入社し、いよいよ理容師生活がスタートです！
最初はとりあえず新しい環境に慣れるのに精一杯でした（笑）
おかげさまで7キロほど痩せました（笑）
仕事にも慣れて余裕が出てきたときに、ふと気づいたことがあります。
理容師は一見お客様の髪を切るという職業に感じますが、追求していくと、髪を切る以外にもリラックスしていただけるような技術・会話・雰囲気・立ち振る舞いというように、ただ髪を切っていればいいという職業ではないということです。
お店の外からも髪を切っているお客様からも、見られている職業なんだなと思いました。
KEENは見られているという意識を大事にしています。
僕も仕事面では常に見られている意識を忘れず、そして高級店のような立ち振る舞いや言葉遣いを意識して日々の営業に励んでいます。
営業以外の目標として、コンテストで日本一になる、という事を目標に今後とも営業や練習に励んでいきます！

小野 功人

このストーリーを、中学高校に通っている学生さんには、特に読んでいただきたいです。
自分の将来に悩んでいたら、僕のストーリーを知って参考にしてくれると嬉しいです。

北の大地、なまはげときりたんぽ、大曲の花火で有名な秋田で生まれ、自然に囲まれて育った小野功人といいます！
功人は「かつと」といいます。1回で読めた人にまだ出会ったことがありません。
秋田県羽後町の出身となります。羽後町には有名なものが3つあります！
1つ目は、西馬音内（にしもない）盆踊りです！
日本3大盆踊りの1つで、半月型の編笠と目だけ露出した黒頭巾という２種類の被り物が特徴的です。国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
2つ目は、蕎麦粉です！
秋田県は全国の蕎麦粉生産量が第7位ですが、秋田の蕎麦粉のほとんどは羽後町で生産していて、蕎麦粉の畑もたくさんあります！「にじゆたか」というブランドが1番有名です！
3つ目は羽後牛カレーです！
地元のブランド牛になってる羽後牛を使ったレトルトカレーがありますが、パッケージをイラストレーターの西又葵さんが描いていて、西又さんとのコラボ商品になっています！
10年以上前に販売しましたが、今でも西又さんのファンが買ってくださっています。
良いところがたくさんの町なので、コロナが落ち着いたらぜひ遊びに行ってみてください！

そんな町で生まれましたが、幼少期は家の中をずっと走り回っていたみたいで、両親は目が離せなく大変だったみたいです。申し訳ない気持ち半分、そんな自分を大切に育ててくれた両親に、とても感謝しています。
その影響もあってか、足がとても速くなりました！運動会ではいつも１位を取っていました。
この流れで、スポーツも陸上を始めそうですが、小学生で始めたスポーツは野球でした（笑）。理由は父親が大の巨人ファンで、野球をやらせたかったというものでした。ポジションはピッチャーとセンターを守っていて、試合ではかなり盗塁のサインが出て毎試合とても疲れていた記憶があります。
それから中学も野球を続けるかと思いきや、ここで陸上を始めました。理由は坊主にするのが意地でも嫌だったからです。今思うと、その時の気持ちが髪型に対してこだわりを持ち始めたきっかけだったのかもしれません。
陸上は高校までの6年間続け、種目は100mと200mをやっていました。東北大会の決勝までは勝ち進めましたが、同級生で全国トップクラスの人が多かったため、全国大会には出れませんでした。練習も朝練と夜練を毎日していたので、陸上で培った根気強さはKEENに入社した後も活かされていると思います。
実は高校卒業後、専門学校には進まず大学へ進学していました。理学療法士という資格を取るために進みましたが、途中でやりたい事が違うのではと思い始め、自分を見つめ直すために退学し、理容師の道へ進む決心をしました。
決心をしたきっかけが、中学時代の坊主が嫌だと感じた時の気持ちを思い出した事です。
自分の本当に好きでやってたことが、髪型をカッコよくセットする事でした。髪型をカッコ良くして嬉しく感じた自分の気持ちを、他の人にも感じてほしいと思ったからです。

それから専門学校へ通い資格を取得後、KEENへ入社しました。
正直なところ、東京へ出てみたいという気持ちと、カッコいいサロンで働いてみたいという気持ちが強かったのが本音です。
ただ今は、自分が選んだサロンがKEENで本当に良かったと心から思っています。
それは先輩方が不器用な自分を見捨てずにカットを教えてくれ、スタッフみんな仲が良いから、何より働いてて楽しいサロンだからです。
時には厳しく、時には優しく教えてくださった先輩方がいたからこそ、今の自分のカット技術があります。
今はKEENを日本一楽しく、凄いサロンにするのが自分の今の目標です。KOCというKEENの事務サポートの役職にも就き、裏側のお仕事もたくさんさせていただいています。
将来に悩んでいる学生さんがもしいましたら、僕のように好きなことを仕事にしてみてはどうでしょうか？きっと人生が楽しくなると思います！
進む道に悩んだら、自分の好きなことを思い返してみて下さい！
もっというと、理容師はとても素敵で、カッコいい仕事です！美容師さんも当然カッコいいです。ただ理容師にも、理容師しかないカッコ良さがあります。理容師の良さを、KEENに来て感じてみてください！きっと良い仕事だと思えるはずです。

こんな波瀾万丈の人生を送った小野ですが、これからもよろしくお願い致します！！

専門学校の先生から応援メッセージ

卒業から早6年。早いものですね。
卒業以来ずっとKEENさんにお世話になって頑張っていると思うと
とても頼もしい限りです。
２年間の学校生活では、実技も座学も一生懸命頑張っていましたね。
第一線で活躍されている姿が私たちにとっては、一番の喜びです。
これからのご活躍を心から祈っております。

功人　頑張れ！！

秋田県理容美容専門学校
　教員一同

関田 周人

茨城県東海村の出身です。
小中高の12年間をトランペットを吹きながら過ごしておりました。
僕の実家は、祖父の代からヘアサロンセキタという名前で代々理容室を経営していて、父は理容師、母は美容師として働いています。
この道を志す前の自分はというと、特にやりたいことを見つけたわけでもなく、ただぼんやりと進学だけ考えていました。
思えば、あれだけ打ち込んでいた吹奏楽も、たまたま持たされたトランペットが吹けて、そのまま流れで小学校の金管バンドクラブに所属して吹き続けた結果だったのかもしれません。やりたくてやったというより、できたから始めて、最終的に好きになったというなんとも受動的な理由でした。
ただ、自分が高校2年生の冬頃に転機は訪れました。
きっかけは、自分がふと母に、「自分がこの店を継がなかったらどうするつもりなのか」と聞いたことからでした。
母は、「人を雇うか、閉めるかかなあ」と答えました。当時、実家のサロンは3.11の影響もあり、家と一緒に建て替えをしてまだ間もない状態でした。　
それをその代のほぼ新築状態のうちに閉めてしまうのはもったいないと考えて、「なら継ごう」とその場で思い立ち、その後の修行先としてKEENでお世話になることに決めました。今思えば、修行を終えて帰る頃にはもう実家のサロン自体もだいぶ古くなっているのでは？とは考えていなかったようです。
理容師の資格を得て、KEENで働き始めた僕には、ある悩みがありました。
それは、自分はどんな理容師になるか、ということです。
この道を志す際、父によく「理容師の仕事ってのは技術が上手いとか、オーダー通りにカットができればいいってもんじゃないんだぞ」と言われました。また、理容師はなってからがスタートラインに立った状態であるとも言われました。
では、スタートラインがあるならば自分にとっての理容師のゴールとは何なのか？という疑問が浮かんだのですが、自分はその答えを見出すことができずにいました。吹奏楽の時にも出てきた、受動的な自分の悪いところがまた顔を出してきたのです。
ですが、ある日中学生のお客様の眉毛のカットを行い、その仕上がりを鏡でチェックして頂いた時でした。
初めて眉を整えたそのお客様の、驚きと喜びが混じったような表情を見た時に、自分も釣られて笑顔になりました。そのお客様が帰られた後も、その日1日の営業は終始ウキウキとした感覚が離れなかったことを、今でも覚えています。
この時に僕は、相手が自身でも知らなかった新しい自分に出会えた感動を与えることは素晴らしいことだと気づきました。　例えば、新しい服を買って着た時に、その服に合った立ち振る舞いをしたくなるのと同じように、髪型や眉毛の印象などが変われば、その人の性格なども自然と引っ張られるように変えることができるのではないでしょうか。もしそうなのだとしたら、僕はより多くの人にこういった感覚を味わってもらいたい、と考えました。
　
今の自分のなりたい理容師像は、「新しい自分に会える案内人」です。
そのためにまだまだ勉強するべきことが沢山あります。
いつか実家の家族にここで培った技術をもとに胸を張って仕事を継げるように頑張りますので、何卒、応援よろしくお願い致します。